第44回日本運動器移植・再生医学研究会

会長ごあいさつ

御 挨 拶

謹啓

会 長 秋山 治彦 時下 益々ご清祥のこととお喜び申しあげます。日頃より、日本運動器移植・再生医学研究会の運営に当たり格別のご配慮を賜り厚く御礼申しあげます。 この度、第44回日本運動器移植・再生医学研究会を2025年11月22日土曜日に、名古屋市(ウインクあいち)において、「実り豊かに、移植再生医療の挑戦」をテーマに開催させていただく事となりました。

 日本運動器移植・再生医学研究会は、昭和55年(1980年)に京都府立医大の諸富武文先生が第一回の「骨・軟部移植研究会」を開催されたのがはじまりです。その後、第8回の東京慈恵会医科大学の室田景久先生より骨・関節・軟部組織移植研究会、第12回の岐阜大学武内章二先生より日本骨・関節・軟部移植研究会、そして第20回の京都大学中村孝志先生より日本運動器移植・再生医学研究会となりました。その間に骨移植、同種骨移植中心の演題から、幹細胞やiPS細胞などの細胞再生医療や多血小板血漿などを用いた再生医療などに関係する研究が盛んになっています。一方、骨移植でも同種骨移植が人工関節手術では一般的に用いられ、また人工骨の進歩も目をみはるがあります。日本運動器移植・再生医学研究会は、現在会員は200名で、会員数は毎年増加傾向にあります。若手の先生方の、移植・再生医療に対する関心が増しており、今後の研究や臨床の発展が期待されています。

 第44回日本運動器移植・再生医学研究会は岐阜大学医学部整形外科学教室の秋山治彦が会長で担当させていただきます。研究会では、運動器の移植及び再生医療の研究と臨床に情熱を傾ける方々とともに、未来の新規標準治療の開発を模索して、情報を共有し、また協力して前進し、研究の成果を最大限に引き出す場となりますよう、一般講演、企業共催セミナーなどの企画を予定といたしております。 多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

謹白
第44回日本運動器移植・再生医学研究会
会 長 秋山 治彦
岐阜大学大学院医学系研究科 整形外科学教室